不登校になる子供たちが増えている・・・
最近、不登校になる子供たちが増えているともっぱらそんなニュースを聞きます。そして、自分の子供も引きこもりになってしまった。
もうはや3ヶ月ぐらい経っているが、学校に行く兆しは見えていない。しかも、離れて暮らしているため、正確な情報もわからない。自分も苦しいし、子供もとても心配である。
子供が学校に行かないということは、何か問題を抱えているのである。子供は大人と違って、自分の抱えている世界が、家か学校か、もしくは塾やクラブなどの2~3つ程度の世界しかない。なので、学校で居場所がなくなってしまうと、とたんに追い詰められてしまい、もう自分には生きていくことは難しい、死にたいと、安易に命を絶つような事件が年々増えている。
いきなり自殺とはならなくても、学校が全てではないと伝えて、まずは健康で生きること。これである。生きていれば、何とかなるものである。学校の資格もちょっと遅れて取ることもできなくはない。親が少し、ゆとりをもって子供と接してあげる、ゆっくり話を聞いてあげることから、始めればいいのではないだろうか。まぁ、うちの場合はそれすらもままならないのだが・・・。
フリースクールなど、他に学ぶ選択肢はあることはあるが、不登校の子がかなりの確率で引きこもりになってしまう。スマホなどのデジタル機器が発達していることもあって、自分の楽しめる世界は学校にはなくても、スマホならと、そんな短絡的な思考にもつながりやすい。
のちのち、依存症については詳しく書くつもりだが、子供が何かに依存することを甘く見てはならない。その最たるものが、スマホ依存である。筆者も実は若い頃、大学生のころ、20代前半のときに、ゲーム依存症に結構どっぷりなってしまって、2年ぐらい、ゲームしかしないような生活を送っていたことがある。食べることもいい加減でおろそかにしていて、ある日、(学生寮で過ごしていたので大浴場があるのだが)風呂場でバタっと倒れてしまったのである。そのあと、なんと自力で立ち上がり、別になんともないよ的な感じで、その場をあとにしたのだが、末期はまさに栄養失調で、風呂でも倒れたりした。そして、人と会うこと話すことを全くしていなかった訳ではないが、極端に避けていたため、人の目を見て話そうとすると、目がひきつってしまう、明るい光が苦手という、もう吸血鬼かよ!と言いたくなるような異変が身体に起きていた。それから身体を元の状態に戻すのに、2~3年ぐらいかかったと思う。後遺症はもっと長い年月、残っていた。
何かに依存して生活を崩してしまうと、そのマイナスを取り戻すのはとても大変である。脳は20歳で大人の脳になると言われているため、その未完成な脳である時に、何かの依存症に陥ってしまうと、カラダが受けるダメージは成人後の依存症になった人のそれよりもはるかにダメージが大きい。10代はとても気をつけなくてはならないのである。
引きこもりの子を元の生活に戻すための第一歩
これはNHKのためしてガッテンのネタであるが、体温を測るのである。1日4回測る。起床後、昼食前、夕方、就寝前の4回測った時に、体温のグラフが山のような形になっていない人は睡眠に問題がある可能性が高い。引きこもりになっている子は、おそらくこの体温のグラフがすごく乱れているはずである。ちなみに引きこもりなど、関係なく、寝つきが悪い人、日中眠気が取れない人、夜中にすごく目が冴えてしまう人など、睡眠に問題を抱えている人は、このガッテンは、神回と言えるような内容なので、ぜひ見てほしい。
→ためしてガッテン 1日4回!体温測定であなたの睡眠力がわかっちゃうSP
結論を言うと、改善策として、朝、太陽の光を浴びることである。部屋のカーテンをあけて、30分ぐらい、太陽を感じられるようにする。別に外にでなくてもいい。だから、こういう時、素敵な庭があるような家は強いですね。もともと、太陽の光をしっかり浴びて、一日をスタートさせるような生活もしっかりできているのでしょう。
マンション暮らしで、南向きでないような家の方もたくさんいらっしゃるでしょうし、それは難しいという人もきっと多いでしょう。だから、基本として、朝、散歩で外に出る。30分歩く。30分でなくても15分でもいいと思います。とにかく朝目覚めたら、まず、太陽の光を浴びることで、カラダの機能を整えましょう。
そして、就寝時はふとんに決して、スマホを持っていかないことである。夜中や、ふとんの中でスマホの光を見てしまうと、また興奮してしまって、睡眠の妨げになってしまうからである。これは厳しく守った方がよいでしょう。え~、スマホが目覚まし時計代わりになっているから困るという人は、ちゃんと目覚まし時計を用意しましょう。これは別のガッテンで、そんな放送がありました。スマホを布団に持ち込まないというのは、子供も大人も間違いなく守った方が良いです。
太陽の光をあびることを重点的に生活改善をした結果、ガッテンで、29人中、半数の人が、体温のグラフが山型になって生活改善に成功したそうです。朝、天気がくもりでも、雨でも別にかまわないので、必ず、朝は太陽の光をあびるようにする、それが大事です。引きこもりになっている子も、必ずと言っていいほど、生活リズム、つまりは睡眠が乱れているはずなので、まず朝の第一歩から変えてみてはどうでしょうか。
そのための体温計は瞬時に測れるような便利なものが嬉しいですね。あと、目覚まし時計も揃えておくとよさそうですね。
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