スマホ依存についてこれまで多く取り上げてきたが、実はYouTubeにハマってだらだらと時間を過ごしている人も同じようなリスクを抱えている。YouTubeに時間を奪われることで、脳がどんどん堕落していくリスクがある。この問題は子供だけに限らず、大人にも当てはまる。この記事では、YouTube依存のリスクとその影響、そして対策について詳しく掘り下げていく。
YouTube依存のリスクとは
YouTubeをだらだら見続けることには、脳に悪影響を与えるリスクがある(あくまで長い目で見れば・・・という話だが、いい加減なことを言っているつもりはないので、目を通してほしい)。特に、長時間の視聴によって脳が受ける刺激は、集中力や忍耐力を低下させてしまう可能性がある。次々に関連動画が自動再生されることで、視聴が止まらなくなり、脳が常に新しい刺激を求めるようになる。この状態が続くと、次第に正常な判断力や意欲が失われていくことが考えられる。
大人も子供も同じように影響を受ける
YouTube依存のリスクは子供だけの問題ではなく、大人も同じように影響を受ける。大人は仕事や家事で忙しい日々を送っているが、その中で「少し休憩するつもり」でYouTubeを見始めることがよくある。しかし、その「少し休憩」がいつの間にか日常化し、何時間も動画を見続けてしまうことになる。やらなければならないことを後回しにして、YouTubeに時間を奪われることで、ストレスや焦りを感じることも多くなる。
YouTube視聴が日常生活にどれぐらい影響を与えているのか?
筆者も実際に経験しているが、YouTube視聴が日常生活に影響を与えているかどうかは、自分の生活をふりかえってみれば、すぐにわかる。忙しい日々の中で、がんばった自分へのご褒美として、ごはんの後やお風呂あがりにYouTubeを見始める。それが徐々に習慣化し、次第に「休憩のためのYouTube」ではなく「YouTubeから始まる日常」へと変わってしまうのだ。気がつけば、YouTube視聴が日常の一部となり、他のやるべきことが後回しになってしまうことも少なくない。
毎日、YouTubeに時間を奪われている・・・
たかがYouTubeだが、一体どれだけの時間をYouTubeに費やしているのか、自分で把握している人は少ないかもしれない。筆者は興味本位である一日、自分のYouTube視聴時間を計測してみたことがある。その結果、思っていた以上に多くの時間を費やしていたことに驚いた。短い動画を見ているつもりが、気がつけば1時間、2時間と時間が過ぎてしまっている。積み重ねれば膨大な時間をYouTubeに奪われているのだ。
YouTube依存から抜け出すための対策
YouTube依存から抜け出すための方法はある。まず、自分のチャンネル登録をかたっぱしから消すことだ。理想は全て消すこと。でも、仕事で必要だとか、この情報だけは必要というチャンネルだけを残して、残りを全て消す。そうすると、簡単に自分を誘惑するような、動画は上がってこなくなる。これでも不完全だという人は、あらゆる動画履歴を消すことである。そして、まず一週間は、YouTubeから遠ざかってみることである。一週間遠ざかって、普通に生活できる人は、たぶん、YouTubeなしでも生活できる人である。
あとは電車の時間や、待ち時間で、スマホをいじること以外で、何かできることを探すことである。本を読んだり、手帳を書き進めたり、いろいろとできることはあるはず。
まとめ
YouTubeの魅力に引き込まれすぎると、脳や日常生活に悪影響を及ぼすことがある。YouTube依存から抜け出すためには、自己管理と意識改革が重要だ。YouTubeが悪であるという訳ではないので、自分を制御して、視聴時間を決めるなどして、毎日を過ごしていけば、それで、生活もだいぶ変わるのではないだろうか?使い方を間違えると「YouTubeは時間泥棒」になってしまうので、YouTubeとの付き合い方を見直し、より有意義な時間を過ごそう。
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